Healthcare

子供が怪我をしたらどうしたらいい??

こんにちは!

子供は怪我が絶えません・・・。活発な年齢になると怪我は日常茶飯事。お母さんたちは心配になりますよね。そして怪我をしたとき、軽症でも直後にどうしたらいいか困ってしまうものです。

職業柄、お子さんの怪我を治療することが多いため、怪我したときの応急処置やその後どうしたらいいか、簡単に説明させてください。

頭の怪我

頭をぶつけた場合

頭をぶつけた場合、まずは意識の確認をしてください。

①すぐに泣いたか ②泣いてもその後ぼーっとした感じがないか ③いつも通りお母さんや他の家族の人を目で追うか

まったく応答がない、痙攣を起こしている場合はすぐに救急車を。

そうでなかった場合も、子供はぶつけた場所を言えない、多数カ所ぶつけている事もあるため、出来るだけ早く病院にいきましょう。救急(脳神経外科があればなおよし)を受診し、必要であれば画像検査を行う事もあります。しかし、子供は大人しく検査を受けることが難しいことも多く、正しく検査が行えない場合があるため、画像検査(頭のCT検査)は、受傷時の意識の有無やその後の反応によって、必要かどうか医師が判断しますが、必ずしも必要な検査ではありません。検査を行わなかった場合も、最低24時間は注意してみてあげてください。けいれん、嘔吐を繰り返す、反応が鈍いなどの症状が出現した場合は、夜間でもすぐに救急を受診しましょう。

また、「慢性硬膜下血腫」といって高齢者によくみられることがあるのですが、頭をぶつけたときから徐々に出血が溜まり、数ヶ月後に意識障害や歩行時のふらつき、反応が鈍くなることがあります。なので、数ヶ月経ってこのような症状が出現した場合は、すぐに脳神経外科を受診することをお勧めします。

頭に傷がある場合

頭部は血の巡りがよいため、少しの傷でもかなり出血します!!

なので、最初は保護者の方もびっくりするかと思いますが、大丈夫。

厚手のタオルなどを当てて、救急を受診し、処置してもらいましょう。

縫合が必要な傷であれば、糸かホッチキスで傷を閉じれば出血はおさまります。

縫合された場合は、大体5日から1週間で糸またはホッチキスを外してもらいます。

その間シャワーやシャンプーをしてもらっても問題ありません。

傷が水に濡れても大丈夫??とよく質問がありますが、むしろ傷を清潔に保つためにも洗髪はオススメします。

ただし、長風呂などは体が温まって血流がよくなるので、約1週間ほどは控えておいたほうがよいでしょう。

傷の状態によっては、その後その周囲だけ少し髪の毛が生えにくかったり、生えてこない場合もあります。

顔の怪我

顔を打った場合も骨折の可能性があるため、強く打った・鼻血や口からの出血がある場合は、その日に病院を受診してください。形成外科の受診をおすすめします。

傷がある場合は、縫合が必要な場合は、形成外科で縫合処置を行ってもらうのがよいと思います。

顔に関しても、約5日〜1週間で抜糸、縫合されていても洗顔・シャワーは大丈夫です。

軟膏が処方されていれば、洗顔・シャワー後に軟膏を塗って、出来るだけ傷を乾燥から防ぎましょう。

※注意していただきたいのは、砂利などで顔を怪我した場合、しっかりと砂利を除去する必要があります!そうでないと、砂利が傷の部分に残ったまま傷が治ってしまい、「外傷性刺青」といわれる顔にアザが残った状態になってしまいます。病院を受診されてもしっかり砂利を洗ってもらうようにしましょう。

手足、体幹の怪我

手足や体幹においての怪我をした場合、骨折の可能性もあります。

打った部位が腫れている、痛みが持続する場合は、救急・整形外科を受診しましょう。

砂利や泥などが傷に付着している場合は、受診する前に出来る限り水道水で構わないので洗い流すのもよいです。

また、錆びた釘や泥がついたものが刺さった傷は、破傷風という病気に感染する可能性があるので必ず受診しましょう。

熱傷に関して

子供に限らず、冬場は特にですが、熱傷も多いです

熱傷は原因や範囲によって程度がかわってきますが、子供は体表面積が小さいため、重症化する可能性が高いです。お湯や油が服にかかった場合は、速やかに服をとり、冷水で傷を洗いましょう。放置していると感染したり、脱水を起こしてしまうこともあるため、速やかに救急、皮膚科や形成外科を受診してください。範囲が広い場合や熱傷処置が毎日必要な時は、入院が必要な場合もあります。

動物に咬まれた傷

日本で狂犬病にかかることは稀になってきていますが、動物に咬まれた傷も感染すると命に関わることがあるため、早急に病院を受診してください!

まとめ

怪我を一切せずに過ごすというのは、生活している限り難しいこと。

子供が怪我をしてしまったときに、少しでも焦らず対応できるように、保護者の方の不安を少しでも取り除く手助けになればと思い、簡単ですが説明させていただきました。

参考になれば何よりです!